皆さまごきげんよう。
いかがお過ごしでしょうか。
さて、遂にと言いますか、ブログのテーマに実生活が引っ張られる感じでとうとう購入してしまいました。

ニンテンドー64です。
世間様においては未だ入手困難なプレイステーション5、幅広いプレイスタイルで様々な世代を魅了するニンテンドーSwitchが話題となっている令和の最中、あえて3、4世代前の遺物を購入する当ブログの覚悟が伝われば幸いです。
カラーは当然の事ながら、90’sマナーに則ってクリアブルーを選択しています。
当時はスケルトンカラーの商品が多数販売されていましたが、その中でもこのニンテンドー64のデザインは特に秀逸だったように感じます。

コントローラーも当然のようにクリアブルーをチョイスしました。
レトロゲーム機の相場については明るくないのですが、色々調べて回った結果、箱なしだと6000円から7000円で販売されているようです。(2021年現在)
今後さらに入手が困難になる可能性があるので、興味のある方は購入を検討してみてはいかがでしょうか。
モニターに映してみよう
しかしながら、このニンテンドー64、古い機種だけあってHDMIポートなんて気の利いたものは完備してはいません。
接続は懐かしのコンポジット3色ケーブルのみとなっています。

手持ちのモニターにコンポジット入力が備わっていないため、まずその問題をクリアする必要があります。
そこで購入したのがこちら。
コンポジットからHDMIに変換するアダプターです。Amazonで1000円くらいでした。
こちらをニンテンドー64とモニタにかませることで、映像と音声を出力することが出来ます。

画像からは分かりづらいかも知れませんんが、やはり数世代前のハードを現代の液晶モニタで表示している関係上、どうしても画質の悪さが気になってしまいます。
一応S端子という画像の出力に64が対応しているので、気になる方は導入してみるのをお勧めします(その場合はまたS端子に対応したコンバーター、ケーブルを用意する必要があります)。
画面の滲みなどが軽減されて多少は画質が改善されるようです。
また、この手の話題でよく問題視されるのがゲーム操作の遅延ですが、私は特に気にならなかった印象です。
元の操作感度を知らないからかも知れませんが、気になる方は64を低遅延、高画質で出力するアダプターが存在しているようです(周辺機器としてはかなり高額ですが)。
ゲーム配信をしてみよう
さて、せっかくレトロゲーム機を導入したからには、実機で配信したくなるのが世の常。
ニンテンドー64を用いての配信はいくつか候補が考えられましたが、最も安価に行えるであろう方法を採用しました。
まず、ゲーム画面をPCで映すキャプチャーボードとして購入したのがこちら。
I.O DATAのGV-USB2を購入しました。
コンポジット入力が行える数少ないキャプチャーデバイスとしてその名を知られた製品です。
こちらをPCに繋いで、あとはOBSなりなんなりで配信すれば完成、と思いきや、動画の配信にはどうしても遅延という問題が伴います。
リアルタイムでプレイしている映像と、PC上で動画を処理、ネットワークで配信を行っている映像にはかなりのズレが発生し、とてもまともに遊べたものではありません。
なので、PCに送る映像とは別に、TVやモニタで実際にプレイする為の映像を分岐させる設備が必要となります。
今回はこちらの分配ケーブルを購入しました。
実際につなげるとこんな感じです。

モニターにコンポジット入力端子が付いていれば途中のコンバーターは不要です。
とりあえずこんな感じの設定で配信までこぎつけることが出来ました。

現状、最も安価かつ手軽に行える配信の方法だと思います。
ニンテンドー64実機を使っての配信をお考えの方は是非ともお試しください(そんなにいないと思いますけど)。
気になる遅延もやはり特に感じませんでした。
おわりに
ぶっちゃけ、バーチャルコンソールやエミュレーターを使って配信した方がよっぽど手軽でお金もかかりませんが、やはり実機を使っての配信は特別な喜びがあると言えます。
サブスクやMP3ではなくレコードで音楽を聞く感覚に近いと思いますが、ニンテンドー64特有のアナログ感も相まってより格別なプレイ体験が行えるのではないでしょうか。
そんなこんなで時を超えてニンテンドー64ブームが到来した私ですが、あれもこれもと物欲が止まらなくなってしまい、現在軽く沼に片足を踏み入れている状態です。

それでは、今回の記事はここまでとなります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
またお会いできる日まで。
都内でニンテンドー64が変えるショップをまとめましたのでこちらも是非
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