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【90’s】スケート/メロディック・パンクの世界

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音楽

皆さま、ごきげんよう。

いかがお過ごしでしょうか。本日は音楽の話題です。

さて、90年代を代表する音楽ジャンルとして、スケートパンクというジャンルが存在していたのはご存じでしょうか?

スケートパンク(スケートコア、スケートロックとも呼ばれる)は、スケーターのサブカルチャーであると同時に、パンクロック音楽のサブジャンルでもある。元々はスケート文化に密着したハードコア・パンクのジャンルであったが、1990年代に入り、よりメロディックなパンク・ロックのジャンルへと変化した。1990年代以降のスケートパンクは、速いテンポ、ギターリフやギターソロなどのリードギター、速いドラム、そして歌(時にはボーカルハーモニーを含む)を特徴とするジャンルである。ハードコア・パンクやメロディック・ハードコアのテンポの速さと、ポップ・パンクのキャッチーなフックを組み合わせたものが多い。スケートビデオは、伝統的にこのような速いスタイルのパンクロックをフィーチャーしています。これが「スケートパンク」という言葉を生み出す大きな要因となりました。

海外版Wikipediaより

要するに音楽的に明確な定義はありませんが、スケーターたちが愛好していた当時の音楽、という実に曖昧な括りで、他にもメロディックパンク、メロコアといった名称がありました。

90年代後半、日本でHi-Standardがヒットしたのを契機にそのルーツとなる海外のシーンに注目が集まった流れがあり、当時の若者たちを中心にブームが広がっていった印象があります。

個人的にも、洋楽を聞き始めるきっかけとなった思い入れの深いシーンでした。

今回は、そんなスケーターパンク、メロディックパンクの代表的なバンド、個人的に愛好していたバンドなどを中心にいくつか紹介させていただきたいと思います。

それでは、どうか最後までお付き合いください。

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NOFX

これらのジャンルを代表するバンドといえるのではないでしょうか。

80年代から現代まで息の長い活動を続けているバンドです。

洋楽、とりわけパンクロックやハードコアという音楽ジャンルを聞き始めるきっかけとなった思い入れの深いバンドです。

また、確か初めて買ったLPレコードがNOFXのライブ盤だったように記憶しています。

活動が長いだけあって作品ごとにやたらメタルっぽいアルバムがあったり、18分越えのシングル曲というプログレ顔負けの楽曲があったりバラエティに富んでいて面白いです。

Pennywise

こちらも同ジャンルの代表格として紹介されることの多いバンドです。

アルバム4枚くらい持ってました。

パンク色の強いバンドで、社会批判、メッセージ性の強い楽曲が多いのも特色です。

掲載した楽曲はアルバム未収録曲でPunk O Ramaというコンピレーションに収録されていました。

疾走感のあるナンバーでバンドの特徴が上手く表現されています。

Millencolin

こちらはスウェーデンのバンド。

北欧出身ならではの(?)メロディアスな楽曲が特徴で、特にこのトラックはアンセムとして語り継がれています。

このバンドも今なお活動を続けている息の長いバンドで、自国でスケートボードコンテストを開催するなど、シーンに寄与し続けています。

トニーホーク プロ・スケーター2というゲームのサントラに収録されていたりと何かとスケートと繋がりのあるバンド。

Useless ID

イスラエルというこの手のジャンルとしては珍しい国出身のバンド。

2001年に発売されたこのアルバムはとても評価が高く、界隈を騒然とさせた記憶が残っています。

シンプルにこのジャンルの音楽性を突き詰めた印象で、耳に残るメロディーセンスが印象的です。

Rufio

デビューアルバムの前作から話題を攫っていた3ピースバンド。

完成された音楽性と演奏テクニックで同時代のバンドより頭一つ抜けている印象がありました。

若干メタル風味のピロピロギターは当時のトレンドで、Sum41なんかも取り入れていた記憶があります。

Wizo

ドイツ出身のバンドで、日本においてはHi-Standardと出したスプリットシングルなんかで有名かも知れません。

ド直球のポップパンクという印象で、特にfat wreck chords(先述したNOFXのレーベル)から出されたアルバムは2枚とも捨て曲無しの名盤でした。

掲載の曲は歌詞が政治的という理由でボーカル抜きのインストとしてアルバム収録されていたレアな一曲です。

The Ataris

初期のアルバム2枚をレコードで持っていた記憶があります。

このバンドも割とこの手のジャンルを語るうえで良く話題にあがるバンドです。

エモよりのポップパンクと言った趣で、当時の私の嗜好にドはまりしていました。

Osker

確か高校生くらいでデビューして話題になった3ピースバンド。

2000年代には惜しくも既に解散していたようです。

高い演奏力(ライブに行った人が巧いと言っていたので)と、類まれなメロディーセンスがその最大の強みでした。

River City High

かなりマイナー(スミマセン)なバンドに分類されるかと思いますが、個人的にかなり愛聴したこともあり取り上げさせてもらいました。

先述したUseless IDか何かと一緒にCDで買った記憶があります。

パンクというよりは、エモ、ロック寄りな音楽性で少しづつ当時の自分としてもそうした音楽を嗜好し始めた時期だったようです。

アメリカっぽい雰囲気とメロディー、ドキャッチ―な音楽性でありながらあまり話題にならなかったのが不思議でなりません。

Death By Stereo

こちらは若干メタル、ハードコアよりなサウンド。

Punk O Ramaというコンピに収録されていた楽曲ですが、激しすぎてやや浮いていた印象です(いい意味で)。

何度かこのコンピからの収録曲を紹介していますが、当時20数バンド収録で1000円という破格の価格設定で、アーティストのディグにこの上なく適した作品でした。

1stアルバムもクオリティが高く、ほどよくポップでお気に入りの作品でした。

思えばハードコア、メタル系統のバンドを聴きだすきっかけになったバンドかもしれません。

Dead Kennedys

こちらは完全にハードコアの文脈で語られることの多いバンド。

ジャンル全体としてスケートカルチャーとの関りもあったようなので併せて紹介させていただきました。

パンク、ハードコアバンドらしからぬ卓越したテクニックと、フロントマンの癖のある歌声、政治的で反体制的な歌詞で人気を博し、伝説と呼ばれているバンドです。

おわりに

いかがでしたでしょうか。

スケートパンク、メロディックパンクというくくり自体がかなり曖昧なジャンル分けで、一部おかしな選出もあるかと思いますが、何となく雰囲気は伝わったかと思います。

皆様もおすすめのバンドやアルバムなどがあれば是非ともコメント欄やメッセージにてお知らせ頂ければと思います。

それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。

またお会いできる日まで。

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