皆さまごきげんよう。
いかがお過ごしでしょうか。
さて、今回は90年代っぽいややレトロな雰囲気をもつスポットを訪ねてみようという思い付きで、都内にある有名なゲームセンター ミカド 池袋店に行ってみました。

池袋駅東口を出て程近くの立地になります。
私の田舎でゲームセンターといえば、近所のビデオ屋におかれてた二台のMVSがその全てであった為、今でもこうした昔ながらのゲーセン施設は新鮮で、胸が躍ります。

近所の子供たちにとって、街で唯一のゲーム筐体が置いてあったそのビデオ屋はある種の社交の場でもあり、ふと訪れると誰かと出会うことができました。
ちなみにそのビデオ屋はDVD全盛期が訪れてもしつこくVHS一本で勝負をしていたり、わいせつ物陳列の容疑が重なったりした影響もあり今では立派な廃屋と化していました。
話をゲーセンミカド池袋店に戻します。
今やゲームセンターと言えばプリクラ機やUFOキャッチャーなどをメインに据えたお店が多く、こうしたレトロなゲームを取り揃えているというコンセプトが話題となり、ゲーセンミカドは都内随一のゲームスポットとして名を馳せています。
元々は高田馬場にある店舗が有名ですが、近年池袋にも出店した経緯があります。

店内は所狭しと色々な筐体で埋め尽くされていました。

懐かしのシューティングゲームやパズルゲームなど。

電車でGO!!の大型筐体もありました。
ギリギリ世代なので覚えていましたが、PS時代の記憶が最後なので現代風にブラッシュアップされたプレイ画面に驚かされました。
試しにプレイしてみた所、操作がおぼつかず、山手線 恵比寿-目黒区間で遅延を起こしてしまいました。通勤客の皆様ごめんなさい。

2Fは新旧の格闘ゲームを中心にまとめられたフロアでした。
こちらでは日夜猛者たちが鎬を削っており、様々な大会が催されているようです。
私はとても人前に晒すことのできる腕前では無い為、周りを気にしつつこそこそと隅の筐体に陣取り、スーパーストリートファイターⅡをプレイさせて頂きました。
1プレイ50円という良心価格です。

スティック操作を行うのも久しぶりでしたが、当時はゲームパッドと違った操作感に、ゲームセンターならではの特別な高揚感を得たものです。
使用したのはソ連が誇るパンイチモヒカン髭筋肉ダルマ、ザンギエフです。
あれ、こんな難しかったかなーと訝しながら、必死でスティック一回転のスクリューパイルドライバーの発動を試みるも、2戦目のキャミィにボコされゲームオーバーとなりました。

その不甲斐なさに、おそらく彼はその後祖国で粛清されたことでしょう。
あまりに初心者丸出しのプレイのせいか、その日は遭遇しませんでしたがゲーム中に突然の乱入!という格闘ゲームならではのイベントも期待できるかもしれません。
見ず知らずのプレイヤーと、筐体越しに向き合って腕を競い合う独特の文化は、不思議な一体感と、緊張感がありました。
という訳で、この後の予定もあり一通り店内を見回った後は早々と店を出ましたが、一日やそこら滞在しただけでは到底遊びきることのできない膨大なゲームで店内が埋め尽くされていました。
池袋に立ち寄った際は是非とも訪れてみてはいかがでしょうか。
同世代のゲームファン、格闘ゲーマー以外の方でも楽しめるような、体感ゲーム機やUFOキャッチャーなども取り揃えられていました。
それでは、今回の記事はここまでとなります。
定期的にこう言った90年代を感じさせるスポットに訪れてみたいと思いますので、おすすめの場所などあればぜひお知らせ頂けると幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
またお会いできる日まで。
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