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【電波】世紀末に産み落とされた奇ゲー8選【不謹慎】

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ゲーム

皆さま、ごきげんよう。

いかがお過ごしでしょうか。

さて、本日はタイトルにもありますようにゲームの紹介です。

時は90年代後半世紀末、まだ現代のようにコンシューマーゲームの参入障壁が高くなかった頃、様々なメーカーによりクソ多種多様なゲームが発売されていました。

そのどれもが挑戦的で、開拓民精神に溢れており、次なる大ヒット作を生み出してやろうというメーカーの野心が感じられたものです。

今回は、そんなゲーム制作が最も白熱した世紀末付近において、特にイカレ実験的だったゲームをいくつか紹介したいと思います。

それでは、どうか最後までお付き合いください。

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計1000人分の個人情報&プリクラ掲載!というジャケットのコピーにまともな倫理観をお持ちであれば驚愕することは必至かと思います(上の画像だと見づらいですが)。

昔セガサターンから出ていた世にも珍しい出会い系ゲームです。

一般から公募した(?)男女の写真、趣味、電話番号など諸々が収録されており、気に入った人物がいれば連絡を取ってくださいという主旨の激ヤバタイトル。

ある意味グラセフより危険な作品ですが、当時と現代の個人情報に対する意識の違いがよく分かります。

そう言えば当時は卒業アルバムなんかにも全員分の住所、電話番号などが記載されてましたが、今となっては考えられない事実でした。

ぶっちゃけこれゲームかと言われればちょっと自信がないですが、ゲーム機というハードを使って色々と試行錯誤していたのが伺えます。

Vol2まで発売されていたようですが、今では結構なプレミアがついてるようです(個人情報保護法に抵触するのでは?)。

パペットズー ピロミィ

知る人ぞ知る、動物実験&生命侮辱ゲーです。

リアル動物のパーツを取り換えてオリジナルの動物を創造することが出来ます。

ファンシーな世界観のプレイ画面でキッズ達にトラウマ級の絶望を植え付ける意図があったのかどうか今となっては不明ですが、それ程の売り上げが無かったため悲劇は回避されたようです。

良くも悪くも人々に倫理観の在り方を問いかけたようなゲームでした。

こちらの記事で詳しく解説していますのでご興味のある方は是非ともご覧ください。

【閲覧注意】ゴア版あつ森 ”パペットズー・ピロミィ”の世界

リアルサウンド 風のリグレット

世にも珍しいゲーム画面の無い音声だけのゲーム。

インタラクティブ サウンド ドラマというジャンル名通りに、プレイヤーは音声のみを頼りに選択肢を選び、ストーリを進行させていきます。

そりゃいくらなんでも挑戦的過ぎるだろうと世間の皆様が感じたのかは分かりませんが、ファミ通でのレビュー(24/40)をみるにあまり評価は芳しくなかった模様です。

キャストが何気に豪華であの菅野美穂さんや篠原涼子さんなど今でも活躍されている俳優が出演されています。

LSD

初代プレイステーションで発売されたドラッグ&トリップ体験ゲームです。

近年ゲームアーカイブスなどでも手軽に入手でき、それなりの知名度はあるかと思います。

よくソニーの審査に通ったなというタイトルと内容ですが、薬物を想起させるものではなく、スタッフが書き溜めた夢日記をもとに不思議な世界を彷徨うというゲーム。

目的も何も存在せず、ただ支離滅裂な世界を歩くだけというアイデア一発勝負な内容ですがやはりカルトなファンが多く存在し、ソフトはプレミア価格で取引きされています(LSDだけに)。

レーシングラグーン

当時日本を代表するゲームメーカーであったスクウェアが何かの気の迷いで発売したハイスピード ドライビング レーシング・ポエム・ゲーム(RPG)

レースゲームとRPGの融合という実験性と(そういえばゼロヨンチャンプなんかもありましたが)、珍妙なビジュアルの登場人物から放たれるポエムが特徴。

一部の熱心なファンの心を鷲掴みにし、今なおその存在が語り継がれている伝説的なゲームです。

詳しくはこちらの記事でも紹介していますので是非ともご覧ください。

スクウェアの怪作 「レーシング・ラグーン」

リンダキューブ・アゲイン

オリジナルは過去にPCエンジンで発売されていた作品で、こちらは後にプレイステーションでリメイクされたバージョンです。

8年後に地球滅亡が迫った世界で、主人公は種の保全のため世界中の動物を捕獲して箱舟で宇宙に脱出するというのがゲームの主な目的です。

動物、と聞いて嫌な予感がした方もいらっしゃるかと思いますが、世紀末は動物に対して何か考えを改める時期だったのか、今作の動物も一筋縄ではいきません。

この作品を奇ゲーたらしめている要因として、憂鬱なシナリオや、電波な登場人物、従来のRPGの枠を超えたゲーム性が挙げられますが、何といってもシンプルに敵として登場する動物がグロいということが挙げられます。

犬や猫など、現実世界の動物と名称こそ一致しているものの、吐き気を催すほどの奇抜&グロテスクなデザインの数々はトラウマ必至と言える出来栄えです。

ご興味のある方こちらの記事もご覧ください。

ゲームとしては普通に面白く名作でした。

グランド・セフト・オート

今でこそ世界ナンバー1のビッグタイトルであるシリーズですが、初代はチープな画面が織りなすシュールなゲームでした。

当時は通行人を無意味に殺害できる残虐性や自由度がクローズアップされていましたが、後にその箱庭的な世界観を発展させ、オープンワールドという唯一無二のジャンルを確立することとなります。

元々はPCゲームの為プレイステーション版発売にあたっては流血表現なども抑えられ、台詞もかなり修正されたそうです。

こちらの記事でも詳しく紹介していますのでご興味のある方は是非ともご覧ください。

君は初代グランド・セフト・オートを知っているか?

クーロンズ・ゲート

過去に存在した香港、クーロン城を基にした世界を探索するディープなアドベンチャーゲームです。

あまりにも先進的かつシュールな内容に当時はなかなか受け入れられなかった印象がありますが、今なお熱狂的なファンに支えられており、近年ではVR作品化、そして2021年には新作続編の発売が予定されています。

クーロン城の退廃的な雰囲気や雑多な世界観に惹かれる方は確実に刺さるゲームだと思います。

おわりに

いかがでしたでしょうか。

少しでも当時の自由な空気、時代感を感じ取っていただければ幸いです。

現代は各ゲームメーカーからクオリティの高い作品が発売されており、ある種の安心感をもってプレイすることができますが、当時のような実験的な作品があまり見られなくなったのは少し寂しい思いもあります。

皆様も、こんなゲームがあったよ、という方がいらっしゃいましたら是非ともコメント欄などで教えて頂ければ幸いです。

それでは、今回の記事はここまでとなります。

最後までお読みいただきありがとうございました。

またお会いできる日まで。

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