スポンサーリンク

【閲覧注意】ゴア版あつ森 ”パペットズー・ピロミィ”の世界

SNSフォローボタン
ピス健をフォローする
ゲーム
画像出典:パペットズー・ピロミィ ヒューマン

*注意 生理的に不快感を及ぼす内容が含まれている可能性がございます。苦手な方は閲覧をご遠慮ください。

皆様ごきげんよう。いかがお過ごしでしょうか。

さて、昨年より続くコロナ禍の中、外出が困難となり自宅で休日を過ごす機会が増えた方も多いのではないでしょうか。

そういった情勢も手伝ってか、近年大ヒットを記録したゲームがあるのを皆様、ご存じかと思います。

そう、”あつまれ どうぶつの森”です。

どうぶつの森シリーズは、任天堂が開発・発売しているコンピュータゲームのシリーズ。 略称は「どう森」「ぶつ森」など。 動物たちが暮らす村にプレイヤーキャラクターが移り住み、住人たちとのコミュニケーションなどを通してほのぼのとした生活を送ることができる。

Wikipediaより

可愛らしいタッチの動物達との交流、人里離れた無人島でのスローライフといったほのぼのした世界観が老若男女問わず幅広い世代に受け入れられ、爆発的なヒットを記録したのは記憶に新しいかと思います。

さて、時をさかのぼること1996年、どう森と同じようなコンセプト、世界観をもって初代プレイステーションから発売されたとあるゲームを、今回はご紹介したいと思います。

皆様は”パペットズー・ピロミィ”というゲームをご存じでしょうか?

『パペットズー・ピロミィ』は、ヒューマンが1996年2月16日に発売したPlayStation用ゲームソフトである。2010年3月10日にPlayStation Storeのゲームアーカイブスでダウンロード販売をスタートしている。

Wikipediaより

リアルタッチの動物たちが恨めしそうにガンくれているジャケット絵に早くも前述した内容との矛盾を感じてしまいますが、実際のゲーム画面はこんな感じのタッチです。

画像出典:パペットズー・ピロミィ ヒューマン

いかがでしょうか。25年前の作品であることから、若干のチープさは否めませんがあつ森にも通じるファンタジーさを感じて頂けるかと思います。

さて、このゲームの概要をざっくりと説明すると町の人々と交流してハートを集め、そのハートをどうぶつと交換し、世界中の子供たちを喜ばせるのが目的です。

あつめた動物は草原や森などの様々なフィールドに送られ、いつでも会いに行くことが出来ます。

動物との交流、スローライフ、あつ森に近い世界観だとは思いませんか?

さて、そんな元祖あつ森とも言える(すみません)パペットズー・ピロミィですが、このゲームならではの特徴的なゲーム性としてパーツ単位での動物の収集が挙げられます。

ちょっと何を言ってるか分からないかと思いますが、前述したハートを交換する際、ガチャとしてランダムで動物のパーツが排出される仕組みとなっています。

画像出典:パペットズー・ピロミィ ヒューマン

頭、胴体、両腕、両足、尻尾の5つの部位に集めたパーツを割り当てて一体の動物として完成させることが出来ます。

そして、このゲームを狂気と混沌たらしめている最大の要因が、集めたパーツを自由に組み合わせてオリジナルの動物を創造できる点です。

画像出典:パペットズー・ピロミィ ヒューマン

それはもはや神の領域に達しているとも言えますが、現実では禁忌の所業もゲームの世界ではやりたい放題です。

熊の頭をした鳥、甲羅のある馬、羽の生えた恐竜などあなたの想像力次第で色んな動物が作れるよ☆というのがゲームの売りですが、作った人は心に何か深い闇を抱えていたのでしょうか?

リンダキューブも真っ青な異形のモンスターの数々に、正気を保つのが精いっぱいのプレイヤーがいたのは想像に難くありません。

しかしながら、これだけでは終わりません。

このゲームな更にフリーキーたらしめる要素として、エディットの際動物の体の位置をシャッフルするという機能が備わっています。

画像出典:パペットズー・ピロミィ ヒューマン

これにより、造形上あり得ない位置にパーツをシャッフルさせた前衛的な肉塊を創造することが可能になります。

上の画像はエディット画面の為シルエットですが、完成した動物は世にもおぞましい狂気の怪物として世に産み落とされることとなります。

先ほど、完成させた動物はフィールドで交流、観察できると説明しましたが、生物としての持続が著しく困難な造形の場合は、動くこともなくじっと不気味に静止し続け、プレイヤーの精神を徐々に蝕み続けるでしょう。

何かもはや、自然というか生命に対する冒涜ともいえるゲームですが、幸い当時はそこまでの売り上げがなかったためキッズ達にトラウマを植え付けることは避けられたようです。

知る人ぞ知る奇ゲーとして、多くのカルトな支持を集めた本作。

様々なプレイヤーたちがその想像力を存分に働かせて、色々なオリジナルどうぶつ達をアップしてくれています。

いくつか紹介しようかと思いましたが、ちょっとシャレにならないくらい気持ち悪いものも多かったので、掲載は見送ることにします。

興味のある方はゲーム名で画像検索を行うとご確認いただけるかと存じます。なお、それに伴ういかなる弊害も当ブログでは責任を負えません。

いかかがでしたでしょうか。

初代プレイステーション全盛期のころは様々なメーカーがゲーム開発に参入しており、いくつもの挑戦的な作品が生み出されることとなりました。

今の家庭用ハードでは開発費の関係上、当時ほど冒険的なものに出会うのは難しくなった印象があります。

パペットズー・ピロミィに関してはリメイクはおろか、倫理的に口にするのもはばかられるような作品でしたが、こうした作品が平然と存在していた時代感、空気などを後世の人々に伝えられればなと願い今回の記事を作成しました。

現在となっては入手困難ですが、ご興味のある方は是非プレイして、90年代という時代の大らかさを感じ取ってみて頂ければと思います。

では、今回の記事はここまでとなります。

よろしければ感想などをコメント欄にてお伝えいただけると励みになります。

最後までお読みいただきありがとうございました。

それでは、またお会いできる日まで。

コメント

  1. […] […]

タイトルとURLをコピーしました