皆様、ごきげんいかがでしょうか。ブログの方向性に迷い続けているピス健です。
最近は気が付いたらメタル関連の記事ばかり続いてた気がするので、さすがに今回は無理やりにでも話題を変えていきたいと思います。
さて、コロナ渦も一向に終息する気配を見せない昨今、自粛を強いられ自宅で過ごされている方も多いかと存じます。
そこで、今回は配信サイトの代表格でもあるAmazon Primeで視聴できるおすすめの映画をご紹介したいと思います。
こういった話題で良く挙がる「ショーシャンクの空」や「最強のふたり」などの超定番作品(いい意味で)は避けて取り上げていこうかと思うので、もし未見の方は是非ともチェックしていただければと存じます。
それでは、どうか最後までお付き合いください。
愛しのアイリーン
岩男(安田顕)がアイリーン(ナッツ・シトイ)を連れて久しぶりに故郷の村に帰省すると、死んだことを知らずにいた父親の葬儀が執り行われていた。42歳になるまで恋愛とは無縁だった彼がフィリピンから連れてきた妻は、参列者の動揺をよそに夫について回る。すると彼らの前に、喪服姿でライフルを抱えた岩男の母親(木野花)が現れる。
なんとなく面白そうなあらすじだったので期待せず視聴してみた所あまりの内容に衝撃を受けました。
田舎町に嫁いできたフィリピン嫁が巻き起こすドタバタコメディ、かと思いきや、想像を超えるショッキングな展開の連続に打ち震えます。
是非とも予備知識なしで臨んで欲しい作品です。ところどころ過激な演出があるので苦手な方はご注意ください。安田顕の怪演が光ります。
オールド・ボーイ
ごく平凡な人生を送っていたオ・デス(チェ・ミンシク)はある日突然拉致され、気がつくと小さな監禁部屋にいた。理由も分からぬまま15年監禁され続け、突如解放される。復讐を誓うデスの元に現れた謎の男(ユ・ジテ)は、5日間で監禁の理由を解き明かせと命じるが……。
韓国映画の存在を世に知らしめた傑作。
衝撃的なラスト~といった紹介が各所で見受けられますが、全く大げさでなく、誇張その他一切なしでド肝を抜かれました。
是非とも予備知識、ネタバレ無しでラストまで鑑賞していただきたい作品です。
謎めいた設定、アクション、ラブロマンスなど飽きさせない作りで最初から最後までダレることなく見続けられます。
レスラー
かつては人気を極めたものの今では落ち目のレスラー、ランディ(ミッキー・ローク)。ある日、ステロイドの副作用のために心臓発作を起こし、レスラー生命を絶たれてしまう。家族とはうまくいかずストリッパーのキャシディ(マリサ・トメイ)にも振られ、孤独に打ちひしがれる中で、ランディは再びリングに上がる決意をする。
某掲示板でおすすめされているのを見かけて視聴しました。
当時、日本では比較的マイナーな映画の扱いだったと記憶していますが、今やこうした記事でよく名前を目にする機会が増え、じわじわとこの作品の面白さに世間の認知が追いついたような印象を個人的には感じます。
中年男性の、胸が締め付けられるような哀愁と熱さに満ちた作品です。
ブレックファスト・クラブ
土曜の休日と言うのに学校に登校させられた高校生5人。彼等はさまざまな問題を起こした懲罰として自分についての作文を書かされるハメになった問題児ばかりだった。大きな図書館に軟禁状態にされ、何から書いていいのかわからないままだらだらと時間だけ過ぎて行く中、雑談からお互いの身の上話を交わし始めた彼等は次第に心を開かせて行く。
アメリカの学園もの映画の代表作として語り継がれる作品です。
鑑賞後はどことなく学生時代にノスタルジーを覚えるような、爽やかな気分にさせてくれます。
進撃の巨人が表紙でこの映画のポスターをパロってました。
グリーやLife is strangeなどの雰囲気が好きな方には特に胸に響く内容ではないでしょうか(映画ではないですが)。
イミテーション・ゲーム
第2次世界大戦下の1939年イギリス、若き天才数学者アラン・チューリング(ベネディクト・カンバーバッチ)はドイツ軍の暗号エニグマを解読するチームの一員となる。高慢で不器用な彼は暗号解読をゲーム感覚で捉え、仲間から孤立して作業に没頭していたが、やがて理解者が現れその目的は人命を救うことに変化していく。いつしか一丸となったチームは、思わぬきっかけでエニグマを解き明かすが……。
色んな所でおススメされているので定番といえなくもないですが……。
シャーロック・ホームズのドラマ版やドクターストレンジでおなじみのベネディクト・カンバーバッチが主演を務めてます。
何かこの人ソシオパスとか変わり者の役ばかりやらせれてるなーというのはさておき、内容は第二次世界大戦に基づくシリアスなサスペンスで、数学や、軍事などに興味がある方は特に熱中するのではと思います。
悲哀に満ちた主人公の境遇もあってか、その展開に一時たりとも目が離せませんでした。
女神の見えざる手
敏腕ロビイスト、エリザベス・スローン(ジェシカ・チャステイン)は、銃所持を後押しする仕事を断って、大会社から銃規制派の小さな会社に移る。卓越したアイデアと決断力で、困難と思われていた仕事がうまくいく可能性が見えてきたが、彼女のプライベートが暴露され、さらに思いも寄らぬ事件が起こり……。
社会派サスペンスという事で、やや難解な内容でしたが、個人的には優秀で型破りな人物が無双する作品が好きなので最後まで気を抜く事なく楽しめました。
ちょっと主人公のキャラクターが苛烈過ぎて同性の方は引いてしまうかも。
様々な人物の思惑が絡まりあった仕掛けと裏切りの応酬に一瞬たりとも目が離せません。
ハウス・オブ・カードなどが好きな方は特にお気に召すと思います。
血と骨
1920年代、一獲千金の夢を胸に済州島から日本に渡って来た金俊平(ビートたけし)。彼は李英姫(鈴木京香)を強姦し強引に結婚。息子の正雄(新井浩文)らに暴力をふるい、次々と愛人を囲う父親だった。
ビートたけしが主演を務める怪作(いい意味で)。
まさに金、暴力、SEXを体現したかのような映画です。
金俊平という実在した人物がモデルの、波乱に満ちた人生を追体験することができます。
知り合いに勧めたところ、あまりの内容に、鑑賞後は絶句してしまったとの事。
スカーフェイスのような、成り上がり犯罪サスペンスとしても楽しめます。
L.A.コンフィデンシャル
縄張り争いが激化する’50年代のロス。街のコーヒーショップで元刑事を含む6人の男女が惨殺される事件が発生した。殺された刑事の相棒だった バド(ラッセル・クロウ)が捜査を開始。殺された女と一緒にいたブロンド美人リン(キム・ベイシンガー)に接近する。彼女はスターに似た女を集めた高級娼婦組織の一員。同じ頃、その組織をベテラン刑事のジャック(ケビン・スペイシー)が追っていた。野心家の若手刑事エドも事件を追い、容疑者を射殺。事件は解決したかに見えたが……。
個人的に思い入れのある作品。金曜ロードショーなんかでも流れてた記憶があります。
フィルム・ノワール作品を思わせるような、陰鬱な雰囲気が特徴のハードボイルド刑事映画。
それぞれ癖のある3名の刑事(暴力刑事、汚職刑事など)の視点である一つの事件の調査が進められます。
映画としての出来は勿論のこと、原作の小説も何度も読み返す程に傾倒した作品です。
後年、明らかにこの映画の世界観を踏襲した、L.AノワールというゲームがかのRockStar game(代表作にGTAなど)から発表され、約束された神ゲーとして全世界のファンが心待ちにしていましたが、蓋を開けてみれば同社の作品としても珍しいほどの微妙な出来だったというのもいい思い出です(発売後すぐに値崩れしてました)。
おわりに
以上となります。
ド定番作品を避けているだけあって、どの作品も決して万人に受け入れられるとは言いづらいのですが、少しでも興味を惹かれた、波長の合った作品に関しては確実に損をすることのないと言える内容ですので、是非ともご検討いただければと思います。
他にもこんな作品がおすすめだよ、という方がいらっしゃればコメント欄などにてお伝えいただけると幸いです。
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最後までお読みいただき有難うございました。
またお会いできる日まで。
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