皆さまごきげんよう。
いかがお過ごしでしょうか。
さて、90年代、00年代のカルチャーを後世に残すために誰に頼まれた訳でもなく開始したこのブログですが、今回はこれらの世代を代表するガジェット、ミニ四駆を購入して参りました。

時代と共に忘れ去られた昔懐かしのおもちゃ、と思いきや定期的にブームが到来しているらしく、今なお根強い人気があるようです。
購入してきたのは爆走兄弟レッツ・&ゴーでお馴染みのサイクロンマグナム。
ご存じでない方のために補足すると、レッツ&ゴーという漫画はミニ四駆を使って回転しながら相手のマシンに突撃したり、内蔵された刃物で貫いたりする作品です。
疾風伝説 特攻の拓みたいなタイトルですが特に関連性はなく、第二次ミニ四駆ブームをけん引したヒット作でした。
そんな訳で開封していきます。

箱の中身はこんな感じです。
透明色のボディはポリカーボネート製となっており、塗装するのが前提のようですが、今回は90sマナーに則り無着色のスケルトンボディを目指します。
まずはボディの製作から。

説明書によると、ハサミやカッターを使って余分な個所を切り落としていく必要があるようです。

慣れない作業ということもあり、またやり直しのきかない一発勝負なためかかなり苦労しました。
というか、そんなの生産の段階でやっておいてくれよと野暮な意見が頭をよぎったのですが、胸の奥にしまい込んで作業を続けることにします。

カッターと眉用ハサミを駆使しボディを切り出します。

何とか切り離したボディがこちら。予想通りというか、切り口が相当汚いのでやすりで成型することにします。

曲面が多いので、とあるサイト様で紹介されていたペットボトルの蓋にやすりを巻き付ける方法で研磨していきました。

ある程度削り終えたところで説明書に従ってパーツを装着していきます。

さて、ここからボディへのシール貼りの作業に入るのですが、ぶっちゃけこれが無茶苦茶キツかったです。
全体的な見た目を決定づける作業というプレッシャーもさることながら、細かい箇所や角度に気を使いながら、複雑な曲面に合わせてシールを張る作業は思った以上の苦行でした。

今のところ、大きな失敗も犯さず進めていますが、シールの点数も何やら40近くあるようで、軽く心が折られそうになってます。

中には、「え、これどうやって貼んの!?」というような形状のシールも含まれており、説明書片手に悪戦苦闘しながら作業を進めていました。
ていうかこんなに作るの難しかったっけ…?ミニ四駆。

なんとか全てのシールを貼り終えた状態。
大きなズレや失敗もなく、そこそこ満足のいく出来になったのではないでしょうか。
しかしながら、この時点ですでに2時間近くが経過しており、着実に集中力の限界が近づいています。

残った気力を振り絞り、その他のパーツを組み立てていきます。

正直、シール貼りに比べれば断然楽な作業です。

全てのパーツを組み終えたところで、先ほど作ったボディを装着してきます。

完成しました!!
所々細かな失敗はあるのですが、完成にこぎつけた達成感と、自分で組み立てたという愛着に比べれば些細な問題と言えるでしょう。
というか、完全にミニ四駆作り舐めてかかってました。
今のキッズはこんな複雑なことやっとんか…(千鳥ノブ)。

せっかく一台作り上げたのでこれを機に改造、レースにも進出してYOKOHAMA最速伝説を目指すのも悪くないかも知れませんね。
醒めちまったこの街に….熱いのは…..俺たちのDRIVING…..
ともあれ、せっかく作ったのでコースを走らせてみたく、都内でそうしたスポットがないか調べたところ、かつてはミニ四駆バーという施設が数か所存在したようですが、現在はどこも営業を行っていないようでした。
どこかズブの素人でも自作のミニ四駆を走らせられる場所をご存じの方がいらしたら是非とも教えて頂けると幸いです。
それでは、今回の記事はここまでとなります。
模型を作るという作業は久しく行ってなかったのですが、なんだかんだ童心に帰って没頭することができました。
かつてミニ四駆に熱中された方も、初めて目にする方も、これを機に挑戦してみてはいかがでしょうか。
記事の感想やおすすめのチューンナップなどありましたらコメントにてお知らせ頂けると幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
またお会いできる日まで。
今回購入した商品。
Amazonだと地味にプレミアがついてました。
コメント
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